bochibochitaimのブログ

星空のような日常のひとコマを。

フィギュアスケートにハマりました⑨

衝撃的ーーー💫

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『26歳になるまには結婚したい。』と、言っていた羽生さん。おめでとうございますーーー👏🎊

これまで、たくさん頑張ってきたのでたくさん、たくさん、幸せになってほしい‼️

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上記のメッセージもそうですが、北京オリンピック、プロ転向もあり、昨日の発表となったのでしょうね。

嬉しい報告、本当に本当にありがとうございます‼️

これからも、ずっとファンのひとりであり続けます。

 

 

 

フィギュアスケートにハマりました⑧

だいぶ時間がたっていた。時間を気にせず鑑賞に浸れる有り難さが身に染みる。後ろ髪を引かれるようにエレベーターに乗り込み、下へと降りた。外は雷と土砂降りの雨だったが、数歩で地下鉄に繋がるエレベーターがあったので本当に助かった。

すっかりお昼も過ぎ、丸の内線で池袋まで出て、お昼を食べる場所を聞きに池袋東武デパートの案内所へ行った。

レストラン街の案内の最中に、友だちが『ほら、あれってなんだっけ。レゴじゃない、あれも聞いておきましょう。』と、言った途端に、脇にいたもう一人の案内の方が、『羽生結弦さんのフィギュアですね。』と、すぐに気づいてくれた。

場所は案内所から突き当たりに見える。お腹は空いたが、一直線に友だちとフィギュアを見に向かった。

写真展に行くなら、この作品も見ると良いよ。と友人からも勧められていたからだ。

フィギュアというにはとても小さい。こんな小さな人形が何分の狂いも無く造られている事に驚いた。

後で調べたところ、2022年第51回タミヤ人形改造コンテストの作品で、約5センチにも満たない兵士人形を自由に人形を作るコンテストなのだそうだ。

作者の森尾しょうじろうさんは、北京オリンピックを最後に引退した羽生結弦選手が最後に挑戦した4回転アクセルを何がなんでも表現したいと思い製作。人形は跳んでいないけど、跳んで見える状態をつくるという難題に挑戦。人形を自然に繋ぎあわせるためのアレンジはどこまで許せるのか、最後は根性で繋ぎ合わせたそうだ。

羽生選手の4回転アクセルも相当のものだが、森尾しょうじろうさんが挑んだ4回転アクセルも相当なものがあったのだろうと作品のクオリティの高さに驚いた。この作品は銀賞だったのだが、その道に詳しい方が、『金賞と銀賞の差はほぼないね。』と、教えてくれた。それほど、この作品は素晴らしいものだった。

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フィギュアスケートにハマりました➆

予約時間になると、『時間になりましたのでご案内させていただきます。』とエレベーターに案内してくれた。

エレベーターは、赤い絨毯が敷いてあり、周りはキラキラして眩しいくらいだった。同乗した方のバックがGUCCIだっので思わず、『ステキですね。』と声をかけると、『つい、買ってしまいました。値段も見ずに。』とのことだった。値段を聞くと、自分が1ヶ月働いても払えない金額に驚いた。こういう、良いものは一つくらい持っていても良いのかもしれない。しかし、今の自分に買う勇気は無かった。

8階に着き、エレベーターの扉が開くとそこは、異次元のような空間だった。一つひとつの写真が写真展ではなく、芸術的で言葉を失った。これまで、スケーターとしての羽生結弦さんをみてきたが、彼の内面から出るものはなんなのだろうか。

素足の写真は、長年スケートをした年輪を感じるし、上半身は、並のトレーニングではできないであろう肉体美だった。

一枚一枚、丁寧に観ていく。後半GUCCIのスーツを着て横から撮った写真が印象的だった。こちらを少し観た眼差しからは、写真とは思えない、今の自分自身に語りかけるようだった。

『あなたは、幸せですか?今、なにを思っていますか?どうしていますか?僕は…。』と。自分の頭の中では、今にも写真が動き出しそうだった。

彼の過ごしてきた年月を。試合で戦ってきた姿を。努力してきた姿を。彼自身の持っている姿を。優しさを。写真は語りかけてくれていた。

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フィギュアスケートにハマりました⑥

ちょっと、昨日の事を。8月になる境目で銀座GUCCIギャラリーオープニング展の写真展『YUZURU HANYU:A JOURNEY BEYOND DOEAMS featured by ELLE』に行ってきた。

足首の骨折からも少しずつ解放され、行動したい気持ちがうずうずしていたのと、フィギュアスケートの選手から離れた、羽生結弦さんのプロ一年目が過ぎ、いろいろな表現などを模索している側面を、この目で観たかったからだ。

銀座。自分の生活の中ではほぼいかない場所。地下鉄丸の内線の銀座で降り、B2出口を目指して歩く。先日、写真展に行くと友人に伝えたら、方向音痴と、足のケガの負担を心配し、順路を丁寧に教えてくれた。順調にB2出口を出たが周りは同じように見えるビルばかり。キョロキョロしている自分に一緒に来た友だちが『こっちみたいよ。』と教えてくれる。ありがたい。出口を右に目を向けるとGUCCIのビルだった。あまりにも近く、それに気づかなかった自分にも笑ってしまった。

店に入ろうとすると、『ご予約は、されていますでしょうか。』と言われた。生まれて初めて店に入るのに、(飲食店はあったが)このように言われたことはなく、慌ててスマホで予約画面を見せようとすると、『写真展ですね。』と、通してくれた。いったい、こうした高級店に入るための予約はどのようにするのだろう。今回のようにスマホの画面など見せる客などいないだろう。常連の方々などにいたっては『〇〇様ですね。お待ちしておりました。』と、なるのだろう。そんなことを思いながら、店内に入らせていただいた。

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フィギュアスケートにハマりました⑤

2014年のソチ後の観戦で、一気に羽生結弦選手への応援したい気持ちが高鳴った。

小さな新聞記事の切り抜きから、雑誌、グッズ…。とにかく、羽生結弦選手を知りたかった。

しかし、チケット取りが本当に大変だった。公演の度にチケット会社も違ったり、紙チケット、電子チケット、受け取り方も分からずパニックになることもあった。

ファンが増えるごとに、チケットも取りづらくなり、仕事の合間の観戦の日を希望してもほぼ皆無に近く、がっくりきてしまうことが多かった。それとは別に、転売ヤーが出している数十万円のチケットがネット上でバンバン取り引きされているのには驚いた。どうしても観たい!お金を払っても。そういう人が多かったのがわかるが、本当に観たい人の心理を高額転売する人、購入する人を見るたびにやるせない思いにかられた。

どんな席でもいい。同じ場所で、同じ空間のなかで感じられる時間を。そんな思いでチケットの抽選に臨んでいた。

実は、羽生結弦選手に出会うまで、日々の生活に追われ、無趣味で休日といえば、抜け殻のように自宅にいて、どこにもいかない人生だったが、観戦や公演場所が全国各地だったので、体はきつかったが嫌でもそこに行かなければならなかった。

生まれて初めて飛行機に乗った時には地図に載っている日本地図がゆっくりと動いているなんとも不思議な感覚だった。地方に行くと、気候や環境など全てが違う。毎回、新鮮な気持ちで行くことができた。

そんな経験も、羽生結弦選手に出会えなければなかった人生だったかもしれない。

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フィギュアスケートにハマりました④

アナウンスで羽生結弦選手がリンクに現れると、『うぉー!!』という地鳴りのような声援が会場内を埋め尽くした。

リンク中央までいくと、それまでの歓声がパタリと止み、その視線が皆羽生結弦選手に注がれていた。羽生結弦選手も集中していた。曲が流れはじた。流れるような柔らかい表現や、ジャンプなど時折り聞こえるスケート靴と氷との摩擦で起きる『シャツ!』という音が聞こえてくる。この会場には何千人という人がいるのにも関わらず、演技中は話し声も聞こえない。それだけ羽生結弦選手の演技の凄さに皆集中し、圧巻されているようだった。

あっという間に演技が終わると、再び地鳴りのような声援が沸き起こる。正直、席から観た羽生結弦選手はかなり上の席から観ていたので小さかったが、スケートに対する思いがずっしりと伝わってきた。これは、テレビなどの映像では絶対に感じられないものだった。

 

フィギュアスケートにハマりました③

なんとか、席に戻りプリントされた滑走順をみると、羽生結弦選手は最後から2番目だった。

他の選手の演技も観ることができた。なんとなくだがお相撲の幕下から横綱の順番に観ている感じだった。

途中、休憩があるのだがトイレが大変だった。ディズニーランドの人気アトラクションのように長蛇の列で牛歩のように進んでいく。とても次の演技には間に合わない。残念だったが何人かの選手の演技を見ることができなかった。

観戦を見慣れいる人は、選手の演技が終わるごとに手品のように国旗がかばんの中から出現し、声援を送っている。

ついに、羽生結弦選手の順番となった。初めて生の演技を観ることに心臓はドキドキ頭の中は真っ白。手には汗。緊張が高まった。

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